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| ■大会後記■ |
今年のグランドスラム第1戦、オーストラリアンオープンは終わりました。例年と異なり今回私達はタイ航空を利用しバンコック経由してのフライトです。今はメルボルンからバンコックへ向かっている飛行機の中です。ちょっと格好良く機内で書いています。東京は寒いとニュースで聞いていました。覚悟して帰ります。 |
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| (JAN 31 '11 柳 恵誌郎) | ||||
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| 【男子】 |
| トップシードのナダル(スペイン)が準々決勝のフェレール(7シード スペイン)戦で身体の一部を痛めたようで、それまで良かった彼のテニスが見られずに敗退、そして2シードのフェデラー(スイス)が準決勝でジョコビッチ(3シード セルビア)に敗れるという波乱で何と今回はナダル、フェデラー抜きのファイナルとなりました。優勝したのは2008年の覇者ジョコビッチ、完成度の高まったそのテニスはフェデラーに1セットも許さずに勝利してしまいました。これはフェデラーが良くなかったというより、ジョコビッチのショットの厳しさがそうさせた感じでそれだけレベルアップしたという事でしょう。フェデラーのナダル対策と思われるバックスピンの強打で打ちまくる姿に今年こそナダルを倒すという意気込みを感じていましたが、しかしそのバックスピンに不安を覚えていたのは私だけではなかったのではないかと思います。ジョコビッチ戦ではそのバックスピンを読んだかのようなジョコビッチの厳しいショットに考えられないようなミスを連発、それを覆そうとするフォアの強打にもミスがでて彼のスピーディなテニスはもろくも崩れていきました。 決勝戦はフェレールを倒したマレー(5シード イギリス)、ラリー戦で不安を感じさせても徐々に慣れるに従って自分の流れを作っていき、相手の攻めを走りながらの長いフォアクロスで一気に形勢を逆転し強いサーブで優位に立ってしまいます。独特のフォアでクロスへの切り返しは彼の一番の武器、しかしジョコビッチはそれにもしっかり対応し深いサーブをはじめとにかく全てのショットに深さがあり、マレーにテニスの流れを作らせなかった感じでした。またじっくり深く繋いでチャンスを作りここという時にはそれこそ全力での強打にいきます。そのポイントの作り方もしっかりしていてラリーに応じてチャンスを待つマレーよりテニスが計算されていたように思えました。マレーはこれでグランドスラムファイナルでの敗退が3度目、確かな力はありますがチャンピオンまではまだ遠いようです。 そのマレーに敗れたフェレールは飽くなきストローク戦で自分のテニスをしっかりアピールしています。この人の体力はどこまで続くとさえ思ってしまいます。ベルディヒ(6シード チェコ)も強かった。4回戦のベルダスコ(9シード スペイン)戦では相手のスピンの強打をテニスの早さで圧倒、上を狙う有力な選手といえそうです。 今回特に気になった選手は予選上がりのラオニック(カナダ)、ワイルドガードで出場のトミック(オーストラリア)、そしてドルゴポロフ(ウクライナ)です。ラオニックは本戦の3回戦まで進出し豪快サーブに攻めの強打でユーズニー(10シード ロシア)をも倒しました。またトミックはまだランク140位前後ですが、そのテニスはスピン回転よりフラットやスライスを多用し頼りなさそうに思えても実はあのナダルから何本エースを取った事か、早い打点からのショットと人を食ったようなテニスで強くなってくれば面白い選手になりそうです。そしてもう一人が大会で最も注目すべき選手のドルゴポロフです。一見フェデラーのような立ち振る舞いで身体の力が抜けまるで豹のように早く動きます。そして目がいいのでしょう、どんな速いサーブに対してもけっしてブロック的ではなく小さくてもスイングしてボールを打ち返します。彼はツォンガ(13シード フランス)、ソダーリング(4シード スウェーデン)を破りました。ただものではありません。こんな選手がどこにいたのでしょうか、彼がやがて上位者となってプレーする事は間違いないでしょう。楽しみな選手のお披露目でした。 日本の錦織はしっかりプレーを続けています。相変わらずの切れのいいショットは健在で3回戦でベルダスコに敗れました。もし勝っていれば怪我以前のUSオープンの再来でしたがそれはなりませんでした。次に期待しましょう。 |
| ■2011 Australian Open/ベスト8■ |
| 【男子ドロー表】 |
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| 【女子ドロー表】 |
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| 【女子】 |
| 一昨年のクライシュテルス、そして昨年エナンの復帰があり、ウイリアムズ姉妹そしてストーサーと女子テニス界がまたもや大型選手達と新しいスピードテニスの若手選手という構造が出来上がっていました。しかし今回セレナの欠場、エナンの怪我による不調があって新しい力の次代が近づいてきた感があります。そして終わってみるとこの中で孤軍奮闘のクライシュテルス(3シード ベルギー)が優勝、力の差を見せつけたようでした。しかし決勝での対戦相手リー(9シード 中国)のスピードを伴った強打の嵐に、さしものクライシュテルスも豪快に打ちまくる自分のテニスが思うようにできずに苦しみ、ペースを変えて勝ちにいくというこれまでにない戦い方を余儀なくされました。それでも勝利するのですからクライシュテルスの力は流石といわざるを得ないでしょうが、他の選手達に大型選手に負けないようなスピードと力のテニスが出来てきているという事も言えると思います。 また、地元期待のストーサー(5シード オーストラリア)を破ったクビトバ(25シード チェコ)のテニスの早さはペンネッタ(22シード イタリア)をも下しベスト8、そして30シードのドイツ、ペトコビッチのパワー溢れるテニスもベスト8に残りあの勝利ダンスは観衆を魅了しました。更に忘れられないのがこの所独特の動きとショットで暴れ回る昨年のローランギャロスの覇者スキアボーネ(6シード イタリア)です。とにかく見ていてこれほどスカッとする事はありません。スピンと信じられない脚力を使ったテニスは一度見たら忘れられないくらいで今回もベスト8、それも4回戦はグランドスラム2度優勝のクズネツォワ(23シード ロシア)相手に何と4時間44分の激闘を制しての勝利、いやはやどんなトレーニングでこんなテニスが出来るのでしょうか。 トップシードとして臨んだランク1位のウォズニアッキ(デンマーク)は巧さを兼ね合わせてのプレーでしたが、準決勝でリーに敗退しベスト4止まりに終わりました。やはり今の選手の中にあって攻めの強さに難があったように思います。2シードのズボナレワ(ロシア)のしっかりしたテニスは変わらずで、自分のテニスを続けベスト4での準決勝でクライシュテルスに敗れてしまいました。彼女も全てを無難にこなしますが優勝するような選手にくらべて今ひとつ印象的なショットが少ないように感じます。 日本選手では森田が初の3回戦進出、ショットの早さと展開の早さはもう勝ってもおかしくないレベルまで来ていましたから当然と言えば当然かもしれません。クルム伊達は相変わらずの打点の早さで初戦に12シードのラドバンスカ(ポーランド)戦優位に試合を進めましたが後一歩がという所での悔しい敗戦でした。 |
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| ■2011 Australian Open Gallery■ |
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| 【中村選手】 | 【岩渕/柳/中澤】 | 【ラインパーソン】 |
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| 【スタッフ】 | 【チャリティに並ぶ列】 | 【ボールパーソン】 |
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| 【イエローカラー】 | 【1回戦突破の錦織選手】 | 【昨年女子優勝 セレナ】 |
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| 【瀬間選手】 | 【瀬間選手】 | 【スコアラー】 |
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| 【コート3 入場待ち】 | 【土橋/木村アナ】 | 【スパイダーカム】 |
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| 【ジュニア】 | 【レーバーアリーナ】 | 【クレデンシャルカード】 |
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| 【キアモーターズ】 | 【観客】 | 【午後8時半】 |
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| 【セキュリティ】 | 【ボールパーソン】 | 【国旗を身体に】 |
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| 【観客】 | 【KIA前で休憩】 | 【レーバーアリーナのジュニア達】 |
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| 【コート6】 | 【コート2】 | 【ボディチェック】 |
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| 【フードコーナー】 | 【レーバーアリーナ内】 | 【レーバーアリーナのカメラマン達】 |
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| 【観客】 | 【会場内】 | 【声を上げての販売】 |
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| 【広場】 | 【レーバーアリーナを望む】 | 【昼食中です】 |
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| 【シティエントランス】 | 【Rally for relief 1】 | 【Rally for relief 2】 |
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| 【no alcohol beyond this point 1】 | 【no alcohol beyond this point 2】 | |
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