|
ジョコビッチ(セルビア)がやはり強さを発揮しています。ウインブルドンで見せた決勝対ナダル戦のスケールの大きな、そしてきめの細かいテニスは本当に第一人者を思わせました。今回当然のように第1シードで続く第2シードがそのナダル(スペイン)です。今年のグランドスラムのオーストラリアンオープンとウインブルドンをジョコビッチが勝利しローランギャロスをナダルが制すると二人で取り合っているかのようで、今回もこの二人の戦いになるのでしょうか。
その二人の後にあのフェデラー(3シード スイス)が得意のハードコートで雪辱をと狙ってきます。4シードにイギリスのマレーがいて直近の試合ではジョコビッチに勝利しています(ジョコビッチの途中棄権)から気になる所です。前述の3人とマレーを入れた4人がやはり大会を引っ張っていく事になるでしょう。その中でナダルは本来のスピンストロークを駆使して先に攻めの態勢に入れるかどうかという所ではないでしょうか。ボールが浅くなったり相手に先に振られて自分本来の強く深いストロークが続かないと苦しい場面が出てくると思います。フェデラーには何と言ってもバックスピンの出来が一番彼の試合に影響しそうです。そしてマレーは立ち上がりからの攻勢が巧く出来るかどうか、この3強を倒すにはそれは欠かす事はできません。
この4人に続くのはフェレール(5シード スペイン)、ソダーリング(6シード スウェーデン)、モンフィス(7シード フランス)、フイッシュ(8シード アメリカ)達です。この中で私はフイッシュに期待しています。地元でハードコート、スケールの大きなテニスは魅力的です。他の選手の中ではドルゴポロフ(22シード ウクライナ)、イズナー(28シード アメリカ)、デルポトロ(18シード アルゼンチン)と将来を背負う感じのタイプの異なるこの3選手が出てくるように思えてなりません。そしてもう二人、ベルディヒ(9シード チェコ)とツォンガ(11シード フランス)です。この所調子も良く元々優勝戦線に食い込む力は十分に持ち合わせた選手、今回何かしでかしそうに思うのは私だけでしょうか。
日本選手は今回3人が出場します。錦織は2回戦でドルゴポロフ、天才的な相手プレーヤーにこれまた独特の感覚をもつ彼がどんな戦いをするか、面白い試合になりそうです。そして添田も本戦の常連になってきました。初出場の伊藤と共に現在の日本を背負っている二人が何とか初戦をクリアして上を目指して欲しいと願っています。 |
|