| ■遅咲き選手■ | ||
| 男子の世界は混沌として誰が勝ってもおかしくないといわれます。正に今が良くても一寸先は闇、選手に取っては一瞬たりとも気が抜けない状態です。これは見ている者にとっては何とも嬉しい事です。選手のプレーに怠慢が許されないからです。 オーストラリアオープン2002の男子は2回戦が終わった時点で、何とシードがトップからNo5まで消えてしまいました。新旧交代時期で新人が強くなってきたからだといえばそれまでですが、なにもそれは若い人達ばかりではありません。ひたむきな努力の結果登場する選手もいます。私は解説者として会場に来て多くのゲームを見る機会があり、当然の如く新しいプレーヤーに目がいってしまいます。しかしながら、全体から見れば将来のホープとしては騒がれなかった人達の方がずっと多いのです。もし、その人達がいわゆる遅咲きという形でも脚光を浴びるならば私はその人達に大喝采をしてあげたい。と同時にどんなにか幸せな気分に浸れるだろう自分を想像しています。 |
||
| (JAN 17 '02 柳 恵誌郎/Australian Open) | ||
![]() |