■ローランギャロスのTVコンパウンド■
グランドスラムは2週間の大会です(但し、今回のローランギャロスは15日間)。私はその前後の日数を加えて3週間の旅となります。現地入りして開催まで会場での打ち合わせや確認、そして時差の調整等を行いながらいざ本番への準備にかかっています。会場で私達スタッフが常駐するのが写真のTVコンパウンドです。ここにはテレビ中継に携わる世界各国の放送局が来ています。ここから世界のテニスファンに実況が行きわたる訳です。TV局数は18局ですが放送されている国は28カ国にものぼります。ですからここにはコメンタリー陣から制作サイドまで大勢の人達がいて、朝早くから深夜遅くまで仕事をしています。ここに入るにはパスが必要でそのアクセスパスのない人は入る事ができません。入口の警備人が厳しくチェックしています。そのアクセスパスの最も多いのがフランスのテレビ局でその数は900を越え、続いてアメリカのESPNが200、そしてEuroSportが80で私達WOWOWも50超と続いていて、TVコンパウンドのアクセスパス数は2000を越えています。それだけ多くの人達が番組制作にかかわっているという事です。場所はフイリップシャトリエの裏にありその前を多くの観客が行き来します。このコンパウンドも5年前位でしょうか写真のように綺麗になりましたが、ローランギャロス以外はまだこんな建物はなく、トレーラーハウスのようなものの中で仕事をしています。会場だけでなく私達の場所も早く綺麗なものにして欲しいとずっと思っているのですが通じないようです。
(JUN 03 '06 柳 恵誌郎/Roland Garros)